いよいよ今週末から68&BROTHERS 2017 Spring Collectionがスタート。
シーズンテーマは"NU JAZZY tracks"。
ジャズと聞いて思い浮かぶ情景はどんなものだろう。
例えば50〜60年代のNY。
赤レンガの前を急ぎ足でボロボロのレザーシューズをゴツゴツ鳴らしながら通り過ぎるジャズメンの背中。
乱暴に羽織ったスウィングトップに、裾のすり切れたスラックス。グリースで汚れた手に握られた楽器ケース。
クラブでぶつかり合う即興の音、テーマ、ソロ、トライブ、熱気、狂騒。
トラディショナルであり、ミクスチャーであり、まったくの新しいもの。
同じものは二度と表現し得ない存在感。
ヴィンテージの歴史も踏まえたうえで、既存のアメリカンカジュアルに新たな視線を加え構築したプロダクト。
それが生み出すファッションが、今だからこそ真新しく響く。
時空を超えたファッションのミクスチャー感は、世界中のストリートの"今"そのもの。
そんな意思が宿されたコレクションをお楽しみ頂きたい。